お墓を建てる計画

誰が建てるのか?

戦後まもない頃まで、お墓を建てるのは故人の長男でしたが、法律が変わり兄弟平等に相続権をもつ現在では、兄弟でお金を負担する例が多いようです。亡き人の永眠の場所を造ってあげるのが建墓の精神といえるでしょう。最近では生前にご自分で建てる人も見うけられます。

いつ建てたらよいのか?

お墓を建てる時期については、さまざまな俗説もあるようですが、仏教的にみた場合、時期的制約は何もありません。少しでも早く建ててあげるのが故人への供養と考えてよいでしょう。
ただ現実的に考えた場合には、仏事を行う際に合わせて墓所の造営を行う方が多いようです。
普通、一般にお墓を建てる時期としては、百ヵ日、あるいは毎月の命日(忌日)や一周忌までのお彼岸やお盆、三回忌の法要に合わせることが多いようです。

費用はどのくらい必要か?

お墓はいったん購入すれば子々孫々使うことになるのですから、墓石の値段のほかに、立地条件や管理料などをよく検討して決める必要があります。お墓を建てる場合、一番気になるのがこの費用の点かと思われます。